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「転換」と「変換」

保険

2023.06.02

生命保険の契約で、「転換」「変換」などという言葉を聞いたことはございますでしょうか?


「転換」と「変換」は、保険契約の変更に関連する用語ですが、それぞれ異なる意味を持っています。


1. 転換 : 生命保険の「転換」は、現在契約している保険の積立部分などを下取り価格(転換価格)として、新しい契約の保険料にあてる方法です。「転換」により、保険料や保障内容も変わることがあります。その際には新たに告知が必要となりますので、その時の健康状態が大事になります。

転換のメリットには、解約返戻金等を新しい契約に充てられることにより、通常で加入するよりも保険料が比較的安くなるといったことが挙げられます。

ただ、以前加入していた養老保険や終身保険など、貯蓄性のある保険の貯まりを新たに保障性の商品に変更(下取り的な)するので、満期返戻金や解約返戻金が無くなってしまう(全部あるいは一部)のです。もちろん新たな保障を買うために使われているのですが…

ここで問題となるのは、契約者がその状態を知っていないこと。あると思っていた「貯まり」が無くなってしまうことをよく理解せず「転換」してしまっている方がみえるのも事実です。


2. 変換 : 生命保険の「変換」は、契約中の保険から別の種類の保険に変更できる制度です。「変換」は、保険契約者のライフステージやニーズに応じて、既存の保険契約を柔軟に変更できるメリットがあります。ただし、「変換」を行うと、保険料や保険期間等も変更されるケースが多く注意が必要です。

つまり「変換」は、前契約の下取り等はなく、単純に保険種類や保険期間を変更する制度です。期間を定めていた定期の死亡保険を終身の死亡保障に変えるといった具合に。

そして基本「変換」には告知は必要ありません。なので10年間定期の医療保険等に加入していて、途中でがんの告知を受けた後、更新される際に終身保障の医療保険に切り替えるといったことも可能となります。


このように、「転換」と「変換」は、いずれも保険契約の変更に関連する用語ですが、それぞれ性質が異なります。担当者とよく相談して適切な選択を行うことが重要です。

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