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「車両保険の先行払い」~過失割合でもめないために…

保険

2023.03.08

交通事故の過失割合については、前回少し触れましたが、やはり一番もめるのは「どちらがどれだけ悪いか」なんですね。

なぜ自分の過失割合が多いと困るのか。
それはご自身の修理の過失分はご自身で支払わなくてはいけないからです。
自損事故は自分の責任だからと、まあ納得できたとしても、経験上、相手がある事故はなかなか納得されないケースが多くあります。

こちらの過失 30%
相手の過失 70%
の場合、

こちらの車の修理費が、*30万円*であったとしたら、相手の支払い分は(30万円×70%=)*21万円*です。
当然ながらこちらの過失が60%でしたら相手からの回収は*18万円*になります。
通常はこれを相手保険の対物賠償で賄います。

 

 

ところが、
・相手が保険に入っていなかった。
・相手がどうしても過失割合に納得しない。
・相手が行方不明になってしまった。
・相手が逮捕された。
などなど、相手の過失分が回収できないケースもあったりします。

その時に役に立つのが、*車両保険*です。

通常保険会社は相手に取り立てをすることはできません。保険会社ができるのは、契約者に代わって相手に経済的な賠償をすることです。
車両保険に入っていると、揉めていたり、相手と交渉が不可能な場合などには、自身が加入している保険会社に言って先に車両保険で全額を支払ってもらうのです。(相手の分も含め)

そうすることによって、保険会社には相手に対して「求償権」といって債務を回収する権利が発生します。修理にもすぐかかることができるので安心です。
実際事故があったときには本当に大きな差が出ます。
「車が古くなったから車両保険はもういらない」とおっしゃる方が沢山みえます。
でも、よく考えてみてください。車が新しくても古くても修理費は発生しますし、「古いから修理しない」と思われても、その場合は修理費を現金で受け取って次の車の費用に充てることもできるのです。

もちろん、車両保険を付けることによって保険料は高くなります。
でも、事故の多くは物損事故です。車両保険の真の価値を見直してはいかがでしょうか。

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